女性の脱毛症は男性とは異なり、全体的にまばらに薄くなるのが特徴です。更年期以降の女性ホルモンの減少と相対的な男性ホルモンの増加が主な原因です 。
ストレス対策や栄養摂取(タンパク質や亜鉛)に加えて内服や外用薬による治療で改善を図ることができます。
目次
スピロノラクトン
もともとは高血圧やむくみの薬ですが、ホルモンに働きかけて薄毛を改善する効果もあります。
1日1回50㎎(25㎎を2錠)を内服します(25㎎/日に減らす場合もあります)
〇主な副作用
・カリウム値の上昇(果物や海藻の過剰摂取を控え、定期的な血液検査が必要です)
・乳房の張り(内服を中止すると改善します)
〇重要な注意事項
・免疫抑制剤のタクロリムスや一部の血圧の薬(セララ、ミネブロ)を服用中の方はスピロノラクトンを使用できません。
〇費用:スピロノラクトン25㎎ 60錠(30日分)税込3500円、血液検査:3000円/回
1%ミノキシジル外用液
ミノキシジルは血管を拡張して毛髪に栄養を届け、毛母細胞を活性化することで発毛を促す薬剤です。1日2回毛髪の薄い部分に1mlを外用します。
〇主な副作用
・皮膚症状:かゆみやかぶれが起こることがあります。
・初期脱毛:使い始めは毛髪の新陳代謝が起こり、一時的に脱毛が増えることがあります。
〇費用:1%ミノキシジル外用液60ml(30日分)税込4200円
治療効果が出てくるまで半年から1年の期間が必要です。毛髪の量が増えてきたら外用もしくは内服のみで維持していくことも可能です。
